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六月十日 「不祥事の当事者記者会見」

今日のテレビでは、桝添東京都知事の政治資金流用問題の謝罪記者会見は別として、落語家の三遊亭円楽、女性タレントのベッキーの不倫事件の弁解記者会見が放映されていた。

こんな破廉恥行為の当事者に記者会見をさせるテレビ局も如何なものかと思われるが、それに恥ずかしげもなく、のこのこと出てくる当事者の神経もどうなっているのかと、疑われることで、前時代の老骨は、ただただ呆れ果てるばかりである。

人間社会のことだから、こうした不祥事は昔からしばしばあったことではある。しかしこうした不祥事の当事者がのこのこと大前に姿を表わし、事件の経緯(いきさつ)について、弁明するなどということは何時頃から始まったことだろう。

考えてみると、こんな不祥事は世間一般によくあることだが、当事者が無名人であれば、こうした記者会見など行なわれない。だが、有名人の不祥事は一般大衆の関心を惹き、視聴率を稼げる番組となる。と言うことは、テレビ局の人気番組とされているのではないか。そう思うと、芸能人の不祥事記者会見の当事者には、相当額の出演料が支払われているのではと思われてくる。そのあたりの真相は知りたいものである。

もし何の報酬もないとすれば、テレビ局は彼らにただ働きをさせていることになるし、出演者は文句も言わずに従っていることになるが、どうだろう。さらに踏み込んで考えると、無料出演する代わりに、ほとぼりがさめたら、また従前通り出演させる約束が交わされているかも知れない。素人の推測はそのあたりまでで、真相は当事者に聞いてみなければ分からない。

ramtha / 2016年7月4日