身体はユニットとして機能しているため、外傷、感染、心理的葛藤などの内外の変化に対しユニットとして対応している。これが生体恒常性(ホメオスタシス)で、「自律神経系」「内分泌系」「免疫系」の3つの系によって維持されている。
そしてその中心には「こころ(情動)」があり、これらの系の変化に伴って、情動も変化しているし、情動の変化にこれらの系も影響を受けている。
従って治療を行う際は、この3つの系と情動との関わり合いの中で症状が生まれてきている事を前提に治療を行わなければならない。
徒手療法のひとつ「オステオパシー」では次の4つを柱としている。
オステオパシーの原理には書かれていないが、当然構造は心理(情動)に影響を与え、その逆の関係もある。機能も心理(情動)に影響を与え、その逆の関係もある。
従って、治療を行う上で、「構造」「機能」「心理」の関わり合いを念頭に置かなければならない。
ramtha / 2010年3月29日