筋筋膜性疼痛症候群・トリガーポイント施術 ラムサグループ

自律神経失調症とトリガーポイント

「自律神経失調症」をWikipediaで調べると下記のように書いてある。

「この病気は昭和36年ごろに東邦大学の阿部達夫が定義したものであるが、現在も医学界では独立した病気として認めていない医師も多い。実際この病気は患者の症状も多様である上に、ストレスなどの精神的な問題も関係しているとみなされているため、非常に曖昧に使われている病名であるといえる。」

よく聞く病名でありながら、どうやら病気としても認められていないし原因もはっきりせず治療法も確立していないようだ。症状としては次のようなものが挙げられる。

  • 疲れやすい、だるい、不眠、食欲不振、めまい
  • 頭痛、頭が重い、やる気が出ない、いらいらする
  • 目が疲れる、目が開かない、ドライアイ、涙目
  • 耳鳴り、耳が詰まった感じ、口が渇く、味覚異常
  • 喉が痛い、息苦しい、動悸、血圧が変動する
  • 肩首がこる、腰が痛む、関節が痛む
  • 手足が冷える、手足がしびれる
  • 頻尿、尿が出にくい、残尿感
  • 下痢、便秘、胸が焼ける、お腹が張る

上記の各項目は、筋や筋膜に生じたトリガーポイントが引き起こす症状に酷似している。筋筋膜性疼痛症候群の理解がない医学では、これらの症状の原因が分からず「自律神経失調症」と名付けてお茶を濁している可能性が高い。

ramtha / 2010年3月30日