筋筋膜性疼痛症候群・トリガーポイント施術 ラムサグループ

トリガーポイント・エクササイズ in 京都

 

痛みや不定愁訴を改善するには、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の考え方に基づいて、トリガーポイントを弛めて行く必要があります。トリガーポイント治療を熟知した治療家の方に施術して頂くという方法もありますが、自分で行うエクササイズがとても有効です。 特に長年痛みや不定愁訴で悩んでおられる方は、自分で痛みや不定愁訴をコントロール出来るようになりますので気持ちに余裕ができて前向きになって来ます。

5月からトリガーポイント・セラピー講座を京都で行っていますが、受講生の方々からの要望で、8月からエクササイズの指導者養成講座を始めました。今回はその第1回目でした。

トリガーポイント・エクササイズの特徴

トリガーポイント・エクササイズの特徴は、従来の様々なエクササイズに欠けている視点を補って組み立てている事にあります。
「ヨガ」「ストレッチ」「自力整体」など様々なエクササイズがありますが、次に挙げた視点が欠けていると思っています。 

  1. 短縮痛・収縮痛という視点
  2. ストレッチをしても効果が出ない筋や、逆にトラブルを起す筋がある
  3. 筋のトラブルを画一的に捉えている
  4. 筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の関連痛の視点
  5. 筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の自律神経現象の視点
  6. 痛みには心理社会的要因が絡んでいるという視点。

  この6つの視点の詳細な解説はこちらをご覧下さい⇒

普段何もしていなかったような方が、ヨガやストレッチ教室などのエクササイズに取り組みますと、多くの場合、当初は大きな効果が出る事が多いものです。これは筋膜や靱帯や関節の拘縮により、閾値が低下したり、間質液が流れなくなって発痛物質が産生されていた状況から、ストレッチなどの効果により、疼痛受容器の閾値が上昇し、ATPの産生促進による筋緊張の改善、発痛物質の循環除去が進むためです。
     
 しかし、上記の6つの視点で構成されたエクササイズでないと、次第に当初の効果は低減し、逆に過伸展によるトラブルや短縮痛よ言った現象が発生し始めます。

トリガーポイント・エクササイズの内容

トリガーポイント・エクササイズの流れは次のような要素で組み立てられています。

  1.  全身のリンパ液循環の改善
  2.  キー領域(治癒力低下をもたらす関節のブロック)を弛める
  3.  バランス調整を行う(前後軸、左右側屈軸、回転軸)
  4.  四肢を弛める
  5.  骨盤周囲の筋バランスの調整
  6.  内臓機能の回復

トリガーポイント・エクササイズ講座に参加されているメンバー 

下記の方々が今回の講座に参加されています。トリガーポイント・エクササイズに興味のある方は下記の方々にお問い合わせ下さい。(50音順)

ramtha / 2010年8月12日