筋筋膜性疼痛症候群・トリガーポイント施術 ラムサグループ

「感謝」

卒寿は一昨年通過した。兄もその年に亡くなり、兄弟姉妹すべて他界し、自分ひとりとなった。沢山いた従兄弟達、3歳年下の竹崎正人の他は大半が鬼籍には入り、同世代の友人もほとんどいなくなった。
薄ら寒い部屋に独居していると、いつしか故人との交友の軌跡を辿っている。

思えばずいぶん多くの人のお世話になったものだ。とりわけ初年兵のとき庇ってくれた古年兵、会社勤務で苦況に陥ったとき手を差し伸べてくれた先輩などには改めて感謝の念が募って来る。

顧みれば、その当時は照れ臭さからお礼の言葉も舌足らずで、今思えば恥ずかしい限りである。

今となっては、直接お礼を述べる術もないが、それぞれの方のご冥福をお祈りすることでお許しを頂くほかはない

(平成二十五年 一月三日)

ramtha / 2013年2月18日