今朝の新聞には新春恒例の宮中行事である「歌会始めの儀」が行われた記事が載っている。
天皇陛下、皇后陛下をはじめ宮様方が読まれた御歌が披露されている。
夕闇のせまる田に入り稔りたる
稲の根本に鎌をあてがふ
天皇陛下のこの御歌を拝見し、私はかつて陛下が長靴麦藁帽子のお姿で、水田に入られ田植えをされておられたのをテレビで拝見した事を思い出し、常に国民と共に在るお心を、目の当たりに拝見する想いに感動したことであった。
戦争で焦土と化した中から今日の繁栄を取り戻す苦難の時代になくてはならない天皇陛下であられたことの有り難さを改めて思い知らされたことであった。
(平成二十七年一月十五日)
ramtha / 2015年6月17日