ラムサの整体講座では技術の習得よりも考え方を理解して頂く事に重点を置いています。如何に正確に技術を習得しても、実際の臨床の場面では教わった通りにはなかなか進まないものですし、百人百様で同じような症状でも同じ技術がいつも通用するわけではありません。考え方を理解しておけば、困ったときに応用が利きます。
例えばカウンターストレインを開発したジョーンズD.Oは「患者が痛いというところに騙されてはならない、圧痛点はその筋ではなく拮抗筋に見つかることが多い。」と述べています。この考え方を理解しておけば、初めて出会うような症状でも圧痛点の解放姿勢を見つけ出す事が出来るのです。
ramtha / 2006年1月2日