症例 07-07 「腓骨神経麻痺」 Cさん(60歳代 女性)
【経過・症状】
・8年ほど前から膝が悪く、数年前から正座ができなくなっていた。
・昨年の3月頃から腰がズンズンするような感じになり、左足の親指にしびれが出るようになった。
・昨年秋、バスに乗ってていたところ、突然脚に力が入らないような状態になり帰宅する。
・近くの整形外科を受診。腰には異常が無く膝の状態が悪いと言うことで脚にブロック注射を受ける。
・受診後も脚に(特に左足首)に力が入らず、立てない状態だったので、総合病院の整形外科を受診。
MRIでL4とL5間が狭小となっていて、血流が悪いために発症していると言われた。
・その後もその病院へ通っていて、症状は少しは良くなったが
足首のコルセットと杖なしでは立つのも歩くのも不自由な状態が続いている。
・左脚の伸筋に筋力低下がみられ足先を挙げる事ができない状態。
【トリガーポイントの指圧&ストレッチ】
加茂整形外科医院(石川県)の加茂先生に症状をご相談したところ
「腓骨神経麻痺」が疑われるというアドバイスを頂いたので
早速、腓骨神経麻痺を起こすと言われている、「梨状筋」「膝窩筋」のトリガーポイントに指圧とストレッチをワークで指導しました。
週1回ワークに参加され、1ヶ月が経過した今週には足先が15°ほど動くようになりました。
ramtha / 2007年3月9日